このようなことでお困りではありませんか?Are you in trouble with this?
- 移送中に固形物が崩れる・壊れる
- 移送中に液の性質が変化してしまう
- 日々のポンプの洗浄に手間や時間がかかっている
- CIP洗浄用の構成をシンプルにしたい
- ポンプの摩耗が激しく、部品交換の頻度が多くて困っている
二軸スクリューポンプならその問題を解決できます!
二軸スクリューポンプの主な機能Features
高いサニタリー性
驚異の3600回転でCIP洗浄を実現!!
塗料、食品、化粧品などの粘度の高い液を移送した後、高速運転に切り替えて洗浄液を流すことにより、ブースターポンプなしでもポンプ内部をきれいに洗浄することができます。
これは、二軸スクリューポンプは最大で3600rpmという高速回転が可能であり、高い効率でCIP洗浄を行うために必要な流速を一台のポンプで生み出すことができるためです。
使用例は以下「簡単分解・洗浄に関してはこちら」のページもあわせてご確認ください。
分解・洗浄の手間と負担を削減
二軸スクリューポンプはケーシングを外すだけで液体が触れる部分を完全に露出させることができるため、使用後の分解洗浄・再組立を手早くを行うことができます。
特にスタッドボルト仕様のSQB型はナットを外すだけで簡単に分解できるため、洗浄作業時間を大きく短縮することができます。また、スライドバー仕様のものはケーシングを持ち上げることなくケーシングを取り外せるので、身体的な負担も軽減できます。
毎日分解・洗浄が必要な生産現場では、従来と比較して分解・洗浄に費やす作業時間の大幅な短縮が実現します。
無せん断・少ない形状破損
移送対象にせん断(物をねじ切るような力)が加わらないような機構で移送しているため、液に力が加わることで形状や性質の変化が起こりやすい物質を扱うときでも変質を抑えながら移送することができます。
液を撹拌せずに移送
移送対象を前に押し出しながら圧送する構造なので、対象物にせん断がかかりません。
この機構により、液質が変化しやすいデリケートな液や、混ざることで味や食感が変わってしまう食品の移送に適しています。
回転部分同士が非接触
ポンプの回転部分が互いに接触しないため、運転中にスクリュー同士が接触して金属破片が混入することがありません。
また、スクリューの接触による摩擦熱も発生しないので、移送中に液が加熱されることによる液質変化もありません。
部品交換頻度が少ない
液接触による部品摩耗が激しいスラリー液移送でも、二軸スクリューポンプならポンプの回転数を上げることで部品摩耗による能力低下を補うことができます。
このため、部品交換の頻度を減らすことが可能になり、ランニングコストを抑えることができます。
静かな運転
非接触式のポンプであるため摩擦音のようなものが出ないことに加え、ポンプにかかる負荷を抑えてスムーズに移送できる構造なので、運転音が非常に静かです。
粘度の高い液の移送でも高速運転対応
物質をスムーズに前に送り出す機構のため、でんぷんのりのような高粘度の液体を移送する場合でも、必要に応じてポンプを高速運転でお使いいただくことが可能です。
導入事例Example of use
【食品】
【医薬・化粧品】
【化学】
上記以外にも様々な用途にご使用いただいております。
またテスト用貸し出し機(レンタル費用は各担当者にお問合せ下さい)をご用意しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
作動原理Movie
互いに接触しない2つのスクリューの回転によって自吸力を生み出す容積式ポンプ。
2つのスクリューとケーシングによって間仕切られた空間に閉じ込められた液(流動体)は、スクリューの回転に伴い連続的に前に押し出されます。
まるでケーシングの中の流体をピストンで送り出すような機構なため、軸と垂直な向きにはほとんど力がかからず、液にせん断や撹拌を加えずにスムーズに移送することができます。
詳細情報はこちらkeyboard_arrow_right
製品解説動画Operating principle
大豆の使用水量を85%カットした事例を紹介しています
商品についてのよくあるご相談Q&A
Q
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- コンタミを避けたい
- 使用中のポンプではポンプ由来の金属やゴム片がコンタミするリスクがあり、悩んでいます。
A
回転部分のスクリューがポンプ内部で他の部品に接触しないタイプの容積ポンプであることに加え、ポンプ内に圧力がかかってもシャフトがたわみにくい構造によって圧送時のスクリューとケーシングの接触を避けることができるため、コンタミ発生はありません。
Q
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- 扱いたい液の摩耗性が強い
- ポンプ部品が摩耗してすぐに能力低下が起こるのをなんとかしたいのですが…
A
部品の摩耗により低下した分の能力を、回転速度を上げることで回復できる構造のため、主要部品の交換頻度を少なくすることができます。
Q
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- ポンプの洗浄の手間を減らしたい
- CIP洗浄を行っているが汚れ落ちが不十分/使用後の分解洗浄に負担がかかるので、なんとかなりませんか?
A
スクリューポンプは高速回転が可能で速い流速で洗浄液を流すことができるため、CIP洗浄効率が劇的に向上します。また、ポンプを分解した上で内部の洗浄が必須な場合でも、ケーシングを外すだけで液が触れる部分をむき出しにできる構造なので、分解・組立の負担も大きくありません。
Q
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- 分解をもっと簡単にしたい
- 大きなポンプだと分解が大変なので、簡単に分解できるようになりませんか?
A
スライドバー仕様で解決できます。2本のスライドバーにより、ケーシングを引き出しのように引っ張ることでスクリューに接触することなく簡単に分解できます。またスタッドボルト仕様も併用することで分解の手間がさらに減り、作業がより簡単になります。
Q
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- 液質や固形物を変化させたくない
- 移送中に液質が変わったり、移送液中に含まれる固形物の形状が壊れると製品の品質が低下するので、
撹拌もせん断も避けたいのですが…
A
スクリューポンプは筒内移送方式という液を連続的に前に押し出すような機構で移送を行っているため、液にせん断や撹拌が加わることを回避することができます。このため、変質しやすい繊細な液でもスムーズに移送することができます。
Q
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- ブリッジを回避したい
- 流動性の低いものを移送しているため投入口でブリッジが発生しやすく困っています。
A
パドル付仕様で解決できます。投入口上部のホッパーにブリッジを防ぐためのフィーダーパドルを装着したポンプで、含水率が低く固形に近いケーキ状物質やパサパサの物質をほぐして均一にし、スムーズにポンプ内部に送りこみます。また、ポンプ内部に供給されたものは軸部分に取り付けられたスクリューコンベアによりスムーズに吐出側に移送されます。
Q
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- 液に流動性がなくて送れない
- 流動性のない液体を移送したいのですが、対応はできますか?
A
低含水率、ケーキ状など流動性がない超高粘度物質の取扱いにはスクリューコンベア付二軸スクリューポンプ(SQW型)をご用意しております。詳しくはこちらを御覧ください。
Q
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- 漏れを解消したい
- 軸シール部から漏れやすい液を扱っているので、頻繁に液漏れが発生して困っています。
A
接着剤、水性塗料などの硬化性がある液や、ラテックス、エマルジョンなど物性が非常に不安定になる液、さらには高濃度スラリーなどで発生しがちなシール部の漏れですが、スクリューポンプは負圧移送という機構により軸シール部分にかかる負担を軽減できるため、液漏れが起こりにくくなります。また、通常のシールでは対応しきれない場合でも、各種シールを取り扱っているのでご相談下さい。
Q
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- ドライ運転に対応したい
- ポンプの使用条件の関係上ドライ運転になる場面があるのですが、対応できますか?
A
二本のスクリュー同士、スクリューとケーシングは非接触でドライ運転しても焼き付けが起こらないため、軸封部をドライ対応のシールに変更したり、クエンチング仕様にしたりする等の対策を施すことでドライ運転が可能になります。
Q
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- 十分な吐出圧をかけたい
- スクリューポンプの限界圧はいくつですか?
A
スクリューポンプは使用条件に合わせてカスタマイズを行うことでMax2.0Mpaの吐出圧まで対応が可能です。
Q
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- 移送時の脈動を抑えたい
- 使用しているポンプに脈動が多発して困っています。
A
スクリューポンプはスクリューによる筒内移送方式によって連続的に吐出方向に移送するため、脈動がなくスムーズな移送を実現します。
伏虎金属工業ではお客様のニーズにあわせてポンプをカスタマイズいたしておりますので、実現が難しいと思われる案件でもぜひご相談ください。
打ち合わせをして最も良いポンプをおすすめ致します。
特殊な液、お困りの液こそ、ぜひお問い合わせ下さい。