【使用した型式】 : ラジアルベーンポンプ R型
【液体名】 : シャンプー/スクラブ入り液体ハンドソープ
目的 Goal
性質の違う2種類の液を1台のポンプで負荷なく輸送
問題点 The problem
同一設備で日によってシャンプーとスクラブ入りハンドソープを切り替えながら生産するラインにおいて、
既設のラバーポンプではタンクから充填機に移送する工程で以下のような課題が発生していた。
・シャンプーのような高粘度液の移送には本来適していないため、移送時の負荷によって1~2か月で羽が破損し、
交換を行わなければならなかった。
・ハンドソープは問題なく移送できるものの、中に含まれるスクラブによって羽が摩耗し、
製品中にゴム片がコンタミするリスクがあった。
改善点 Improvement points
ラジアルベーンポンプを導入。
回転数を調整することで1台のポンプで低粘度から高粘度まで様々な液の移送が可能なポンプであるため、性質の異なる2種類の液を移送するラインでも負担なく運転できるようになった。これにより、シャンプーを扱うときでもポンプへの負荷がなくなり、ランニングコストの削減につながった。
また、ポンプ部品にゴムが含まれないため、コンタミリスクも解消された。
ラインフロー Line flow
使用した製品 The product
ラジアルベーンポンプ R型
高い自吸力でドラム缶の底まで残液なし