【使用した型式】 : 脱泡機能付き二軸スクリューポンプ VQ型
【液体名】 : まぐろのすり身
目的 Goal
成形不良の発生を抑制
問題点 The problem
まぐろをサイレントカッターですり身にして成形機へ移送する工程において、既存設備では以下のような課題を抱えていた。
・すり身にする際に空気も混ぜ込まれ、その状態で成形を行うため、成形後の形状が不均一になりがちだった。
・コンベアを用いて移送していたため、周辺の床にすり身がこぼれて床が汚れるリスクがあった。
・使用後のコンベアの洗浄に時間がかかっていた。
改善点 Improvement points
脱泡機能付き二軸スクリューポンプVQ型を導入。
移送しながら魚肉中に含まれる気泡を除去することが可能になり、新たに真空脱泡装置を導入したり、空気を除去するための待ち時間を設けたりすることなく効率的に成形不良をなくすことができた。
また、配管を使って移送を行うため周囲の床が汚れるリスクもなくなった。加えて、移送対象が触れる部分を簡単に露出できる構造のポンプであるため、使用後の洗浄の手間が少なくなり、作業時間も短縮できた。
ラインフロー Line flow
使用した製品 The product
脱泡機能付き二軸スクリューポンプ VQ型
液送と脱泡を同時に実現