【使用した型式】 : 二軸スクリューポンプ SQ型
【液体名】 : パップ剤
目的 Goal
高粘度のパップ剤原料を希望の大流量でタンク間移送
問題点 The problem
パップ剤をタンク間で移送するラインを新設するにあたり、以下のような課題を抱えていた。
・大流量で移送したいが、希望流量を出すには大型のポンプを導入する必要があり、生産スペースを圧迫する
・移送したい液の粘度が高いため、大流量で運転するとポンプ内部に生じる圧力により
ポンプの回転部同士が接触してロックを起こし、運転が止まってしまう恐れがある
*パップ剤とは:
有効成分や香料に加え、水分を多く含むゲル状の軟膏のこと。やや粘着性がある。
改善点 Improvement points
二軸スクリューポンプを導入。
その構造によりポンプ内部に圧力がかかってもポンプの回転部分同士の接触によるロックが起こりづらく、
比較的小型のポンプでも回転数を上げることにより、希望の大流量で液を移送できるようになった。
ラインフロー Line flow
使用した製品 The product
二軸スクリューポンプ SQ型
高速運転により、比較的小型のポンプで大流量を達成