【使用した型式】 : ラジアルベーンポンプ R型
【液体名】 : IPA40%+MCV60%
目的 Goal
メンテナンスの頻度とランニングコストの削減
問題点 The problem
有機溶剤をドラム缶から蒸留槽へ移送するラインにおいて、現行のSS製ギヤポンプでは、約3ヶ月周期で部品消耗に伴う吸い込み能力の低下が発生し、ドラム缶からの引き抜きができなくなっていた。
そのため、能力低下が生じるたびに部品またはポンプ本体を交換する必要があり、メンテナンスの手間とランニングコストがかかっていた。
改善点 Improvement points
ラジアルベーンポンプを導入。
部品摩耗による能力低下を起こしにくいポンプであるため、1年以上部品交換しなくても問題なくドラム缶から引き抜き続けることができるようになった。
また、能力低下が生じた際にはベーンを交換するだけで能力を回復させられるため、メンテナンスの手間や部品交換のコストを大幅に削減することができた。
ラインフロー Line flow
使用した製品 The product
ラジアルベーンポンプ R型
高い自吸力でドラム缶の底まで残液なし